リーダーを応援する瀬戸口です。
リーダーの質が組織に映る
この言葉を何度かこのブログでもご紹介しています。
あるクライアントは、メンバーを育成することに取り組む
必要性を感じてセッションを申し込まれました。
この方のメンバー(部下)は、
仕事に対する思いはしっかり持っている。
責任感もある。
違う職種でも実績を作っていた。
というように、「伸びる質」を持っているようです。
が、結果が出なかった。
なぜなら、
今までは人間関係が上手く築けず、育成に関われる
状態ではなかった。
そりゃそうですよね~~~~
信頼関係がないところに
育成という文字が入り込む余地はない
ですよね。
育成するとなると、
相手が聴きたくないことを言わねばならない場面もある。
勿論、相手が嫌がるであろうことは誰しも言いたくはない。
嫌われる・拒絶されるというリスクを負うわけだから。
その壁を乗り越えてでも関わるというのは、
相手との間に信頼という人間関係が出来ているからこそ。
このクライアントは、最近ようやく互いにしっかり向き合える
状態まで成長してきた。
これは素晴らしい事。
そして、トレーナーとして関わっている私としては
よっしゃーーー!!と、本当に嬉しいこと。
が、しかし、目指す結果を手に入れる為には、まだ不十分。
このクライアントの現時点での最大の課題は
自分で考えない
私に答えをもらおうとしてしまう。
私がセッションで答えを与えるのは簡単なこと。
心理を勉強し、17年の実践の中で培ってきたことがある。
だけど、それじゃ~なんにもならない。
私が居なければ、私に確認しなければ、
何も前に進まない。
そんなことを創っても意味がない。
現場で、その場で自分で考え、
最善の答えや方法を編み出す。
これが身について入れば、人生や仕事の現場で
起こることを自分の力で処理して進める。
冒頭の言葉
リーダーの質が組織に映る
自分で考え、最善の答えや方法を編み出す癖を
持っているリーダーのメンバーには
考える(考えようとする)空気感が
生まれます。
が、そうでないリーダーは、考えない人に囲まれるのです。
ここで注意点!
自分で考え、最善の答えや方法を編み出す癖のある
リーダーはメンバーの課題にまで答えを出す癖もある
場合が多い。
簡単に答えを与えない!と意識することです^-^
さぁ~て、アナタなはどんな質ですか?
GOGO!リーダー!!