電車でのこと。
そこそこ込み合っている車内で通路に立っていた私。
私の右斜め前に座る女子30代後半。
一心不乱にメイクをしている・・・・・ ありゃりゃりゃーーー
ええ大人が公衆の面前で、自分が化ける姿をさらしているぅーー。
と、かなりこちらが恥ずかしい気分に(笑)
で、ふとその対角線上、私の右斜め後ろに座る人に目を向けると
スポーツ紙のエロ記事をべろ~んと広げて観てるおっちゃん・・・・
若いおねーちゃんの裸を観たいのは男性の本能と言えるので、
ええっちゃーええ。
しかし、この場でしかも朝やで、おっちゃん!
もうちょっと周りをはばかる感じないかー?
ふと考えた。
この化け姿をさらす女性と、エロ記事を広げて観入る男性。
実は、恥ずかしいレベルは同じってな行為だわ。
はしたない。(みっともない、下品)
という言葉が死語化しているからだなぁーと思ったりした。
ちょっと前に日本には、この感覚をとても大事する空気があった。
だから、侍ニッポン!の魂がそこここに息づいていた。
が、最近はとんと見かけずとは言わないが、薄れてきてしまった。
そこで、またまた考えた。
じゃ、自分はこの人たちと同じような恥ずかしい行為をして
いないか?
これは、それを見ろ!というメッセージかも・・・
うーーーん、アレはそれ程の事でもないよなー。
アレもそこまでじゃないし・・・
そういえば、アレは? うーーん、ま、OKラインじゃない?
・・・・・・・・
これって、エロ記事のおっちゃんや化け途中の女子も
同じように思ってるのかもな。
自分の行動は それほどでもないさ ってね。
とにかく、自分に恥ずかしくない自分で居ること!
それがエンドラインやで、きっと。