リーダーを応援する瀬戸口です。
アナタは自分を部下思いだと思っていますか?
クライアントは
「みんなが機嫌よく、気持ち良く仕事ができるように」
を口癖のように言っている、とても部下思いのリーダー。
新たな部署でリーダーとして忙しい毎日の中、
「ここ(この部署)なんか変」と気になることがある。
例えば
飲み会に向かう時、遅れて行く人はしかないにしても、
支度をしているリーダー(自分を含め)を誰一人待つ
ことなく、とっとと自分たちだけ行く。
かと言って、関係が悪いわけではない。
無責任でもなく、仕事をしないわけではないが、何か
気が入っていない仕事ぶり。
表立って何か支障があるわけではないが、ちょっとした
気遣いや組織として受け継がれてきた風土が多部署と比べ
薄くなっていると言ったところが気になっていた。
が、これと言って支障がないので「気になる」状態だった。
この時のセッションで具体的に扱っていたのはNO.2のこと。
ちょっと変わり者であまり人望がない。
それはそうで、自分のことが優先。周りが残業していても
関係ないと言った風情で帰って行く。
そんなNO.2がお酒の勢いか、ものすごく熱く語り始めた。
「ここ(自分たちの部署)おかしいと思いませんか?
僕言いますわ、あれダメですよ絶対に!」
それはまさに、クライアントが感じていた部分だった。
『へぇ〜、そんなこと考えてたんか』と嬉しかった
と話してくれたクライアントでした。
その喜びを受け取り、一緒に喜ぶものの
「ん?それで???」となった、せとぐちです。
クライアントにこのままの質問をしてみましたが、
「???????」状態。
せ:Kさんは部下が機嫌良く、気持ち良く仕事して欲しいん
ですよね?」
K:そうです。?????
せ:ならばココですよね、Kさんが取り組むところは。
K:?????
せ:NO.2が心意気を見せた、そこをサポートする。
アナタの部署に足りなかった心遣いや受け継がれて
きた良き風土を取り戻す為の環境や雰囲気を創って
いくというサポートです。
いかがですか?
K:あ!!
本当ですね。確かに。本当だ・・・・・・・・・
しばし沈黙の後、明るい笑顔とともに
やってみます。ちょっと明確になりました!
と、新たな観点が開いたイキイキした声が返ってきました。
GO!GO!リーダー!!