リーダーを応援するせとぐちです。
泰然自若
落ち着いていてどんなことにも動じないさま
新明解四字熟語辞典(三省堂)
あるクライアントの目指すべきもの、それは
泰然自若で在る自分。
「マリナーズ復帰へ道開いた イチローの泰然自若」
スポーツライター 丹羽政善氏
という記事が日本経済新聞に掲載された。
この記事からも大いに触発を受け、学びを深めたクライアントが
記事をシェアしてきてくれた。
一見、良くない事であっても、その本人が成長したい!
成長する!と人生に取り組んでいれば、たとえ屈辱的な事からでも、
人は成長への学びを得る事ができるとこの記事は伝えている。
記事の中にもあるが、イチローはマリナーズを離れた5年半で色んな目に遭った。
屈辱の日々も送った。
しかし、その色んな目に遭った事でイチローは成長し、移籍先が
決まらない不安な日々も、自分の理想とする泰然で在れたと言っている。
人生、順風満帆だけで過ごせる人はいない。
この世に生まれたなら、どんな有名人でも、どんなに地位が
高くても、どんなに結果を創っていても等しく色んな目に遭う。
経験として必要な事は平等にやってくる
人は色んな目に遭う事で成長が促される。
私も人生を振り返れば、死にたいほど辛い時期もあった。
その経験が在るから、他人の痛みが以前よりは想像できるようになった。
自信を持って、
その経験が自分を成長させるよ
人生に何も無駄はない
と言えるようになった。
ただ、その辛く厳しい時期にその事柄をどう捉え、どう消化するのか?
モノの捉え方
消化の方向性
これが重要だとは思う。
イチローがただ自分の境遇を恨み、悲しみ、被害者になって過ごしていたなら、
自分が理想とする泰然とした自分では居られなかっただろう。
私たちは、何かのセイ、誰かのセイにしてしまう思考グセを持っている。
これが人生に良い結果を創らない事、機能的ではない事は知っている。
なぜなら、私たちは他人のこの思考グセは気づけるからだ。
しかしながら、往往にして自分のそれが出ている時には気づけない。
だからこそ、この扱いの難しい思考グセにやられる事なく、
成長・進化したイチローが眩しく映る。
しかし、私は思う。
眩しさを放つ人とそうでない人の違いは
自分の思考グセを扱えるかどうかだけ
だと。
これにはトレーニングが必要になる。
そのトレーニングは読書であったり、座禅であったり、誰かの講演会を
聴きに行く事だったり、ワークショップに参加する事だったりする。
自分がピンとくるトレーニングを選び実践する事だ。
そのトレーニングを積んだ人は自分を使いこなし眩しさを放つ人となる。
イチローだけでなく、それはアナタにも可能だという事だ。
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